知的再武装 60のヒント 池上彰・佐藤優
豊富な知識を持つ池上彰氏と佐藤優氏との対談を集録した本です。
両者は人生の折り返し地点は45歳だと考えていて、45歳から何をすべきか?をテーマに両者が語り合っています。
その中で教養を得るために必要なヒントを60個紹介していますが、その中で私が参考になった5個のヒントを抜粋して紹介します。
新しいことには挑戦しない
記憶力の衰え等から新しいことに挑戦するのは難しい。新しいことが頭に入らないのが普通。
好きなことだけを学ぶ
嫌いなものには挑戦しない。時間は有限であり、苦手なことの克服に時間を割くのではく、長所を伸ばす。
若い人と付き合う
若い人しか知らない知識を持っていることがある。また、若い人と接することによって、若い人が持っている問題意識等を知ることが出来る。
本を借りるのではなく、購入する
図書館で借りた本では、知識が身につかない。本を購入して、自分で本に書き込みをすることによって、知識が身に付く。
本も映画もアウトプットする
内容を誰かに話す。アウトプットをしなければ、知識は身につかない。内容を誰かに話すことを前提にしてインプットすることによって、記憶に定着する。誰かに話すことによって、内容が整理される。
ここで紹介した内容以外にもたくさんのヒントが本には集録されています。教養の身につけ方については、45歳を超えた人だけではなく、若い人にも非常に参考になる内容でした。すぐに実践出来る内容が多いので、幅広い年代の人におすすめの本です!